こんにちは。
さて、見合いの時は印象が良かったのだけれども、次お会いしてみたら何か違うんです。
彼の嫌なところを見つけると、次から次へと相手の嫌な部分ばかりが目についてしまうんです。
「優しいのは分かるんだけど言葉遣いが、、、」
「もっとテキパキして欲しいのに、、」
「店員に対する態度がちょっと、、」
「悪い人ではないんだけど、頼りないというか、、」
一つ嫌なところが見つかると次から次へと嫌な部分が見つかり、最後には「話し方が苦手」「しぐさが、、」「やっぱりだめ」などなどエスカレートするばかり。
そんなあなたはついつい知らぬ間に相手を減点方式で見ているのかも知れません。
心理学で「ネガティビティバイアス」と言う言葉があります。
人の脳はネガティブな情報を敏感に察知し、記憶に長く残す働きがあります。
人間関係においても、好印象は直ぐに無くなりますが、悪印象や不信を抱いた相手の記憶は長く残り続けます。
ポジティブなことよりも、ネガティブなことの方が、強烈に記憶に残りやすいのです。
この「ネガティビティバイアス」は時によって恐ろしく人間関係を悪化させてしまいます。
例えば以前に騙されたり、裏切られて心に傷をつけられた経験がある人は、その後、人を信用しなくなり、心をむやみに開こうとしなくなる。
とても大好きな彼から別れを告げられたり、裏切られたりしてしまうと、次に新しく出会った彼に対しても心を開こうとせず、相手を信用するまでおそろしく時間がかかってしまう。
その結果どうなるかと言うと、良好な人間関係を築けずに、悪化しやすくなってしまうのです。
よく「アメとムチ」や「褒める、叱る」とありますが、これもネガティブな方「ムチ」とか「叱られる」こちらの方が長く心に残ってしまうんですよね。
ですから先述のように「ネガティビティバイアス」によって相手の嫌なところばかりが気になってしまい減点方式で相手を見てしまうのです。
ではこの「ネガティビティバイアス」から抜け出すにはどうすれば良いでしょうか?
それは、まずあなたがマイナスなところばかり見ていることに気付くこと、自覚することです。
「あっ悪いところばかりに気にしてるな」
「心の底から話してないな」などなどあなたが自分で気付くことから始まります。
相手とあなたはどんな場面でも対等な関係です。
減点方式をしているという事は、自ずと上からの目線になっている可能性があるのです。
今一度上からの目線で相手をみていないか確かめてみてください。
そして、自分の中で許せる範囲とこれ以上は許せない範囲のマイルールを明確に決めておくこともお勧めです。
自分が今「ネガティビティバイアス」だなと思ったら、意識的に相手の良いところをどんどん探していきましょう(^^♪
次のお見合いからでも良いです。
相手の良いところを3つ見つけてきてください。
どんな些細なことでも結構です。
「話し方が穏やか!」とか「対応がスマート!」とか。
何でも良いんです。
良いところを3つお願いします!
もし、自分が良いところを見てくれる人と、悪いところしか見ない人だったら、好感を持てるのは前者ですよね(^^♪
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
あなたにとって素敵なパートナーに巡り会えますように(^^♪
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